NR JAPAN

今の時代を生きる人が考えるべき7つのテーマ

日本、時代の方向性

現代社会はどこをみても解決すべき問題や課題が山積しています。混迷を極める中、日本はどのようなビジョンに向かって、どの方向に舵を切ればよいのでしょうか。

たびたびではありますが、アインシュタインの言葉に「問題を作り出した次元と同じ次元では、問題を解決することは出来ません」とあります。意識次元の変化なしには、問題を解決することはできないのです。
ですから現状の問題や課題を解決しながら、より良い方向へと向かうビジョンも大切なことではありますが、それだけでは一時しのぎになり、永遠に問題が尽きることはないのです。

すべての問題には原因があります。おきている問題は実は結果に過ぎません。自分自身の問題も、社会の問題も、国際問題も実はたった一つの原因から発生しているのです。
結果にアプローチしながら理想に向かうビジョンも大切ですが、それ以上に重要なことは原因にアプローチしながら理想から現実に向かうビジョンなのです。この二つのビジョンがペアリングされることによって、まるで車の両輪のように力強く前進できるのです。

根本原因を解決できるからこそ、あらゆる過去のしがらみを排除し、すべてが調和した永続的に発展可能な本物の理想を掲げ、人と人、国家と国家がビジョンで繋がりながらともに具現化していく道へと舵を切ることが出来るのです。
これらはすべて人間の認識を上昇させる、新しい教育を土台にして成立します。基軸教育によって、グローバルに時代のイニシアチブをとるべき国こそ日本なのです。

孫子の兵法「地形編」には、まず必ず勝利する場所に行くこととあります。
これが示唆しているのは、相手の土俵では勝てないということです。陸地では強い虎も水中では魚に勝利することが出来ないでしょう。
私たちが今乗っかっている土俵は西洋が作り出した資本主義というプレートです。そこで戦っても勝利することは出来ないのです。良い例えではないかもしれませんが、賭け事で必ず勝つ人は胴元なのです。
さらに追い討ちをかけているのは、資本主義の本当のよさを失墜させる金融経済というガンがはびこり、いまや資本主義は末期状態であるということです。
そんな資本主義構造を変化させることなく、日本がモノつくりだけを武器に舵を切るのは、あまりに危ういのではないでしょうか。
今日本がとるべき道は、基軸教育によるヒトつくりであり、それが可能なのは唯一日本だけなのです。なぜなら日本には過去を切る勇気があるからです。

日本は近来、西洋列強による三度の重大な暴力的干渉を受けています。
一つは黒船来航による強制的開国。二つは先の大戦における原爆による物理的破壊と、精神性の破壊、3つはプラザ合意によるバブルの発生と崩壊。
しかし日本は勇気をもって過去を切り、自分たちの外を受け入れ、オリジナル以上のものを作り出すソフトパワーによって、これを乗り越えてきたのです。
そんな日本の弱点は、基本的にすべて西洋の真似であったということです。

いまこそ日本オリジナルの世界戦略によって世界のリーダーとして立つべきときです。
そのためには、この時代に生きるすべての人たちが共感でき、共有できる普遍のビジョンが必要になります。方位磁針が世界のどの場所においてもN極を指すように、国家、宗教、思想関係なく共有できるビジョンです。

それはすべての人間の中に潜在している根源的な「尊厳欲求」を満たす教育革命を伴ったビジョンによって成されます。そして同時に大きな産業を誕生させます。人間のバージョンアップによって既存の産業も大きく変化し、飛躍的な経済活性を起こすでしょう。クリエイティブな情報商品を提供できる個人知識企業家がどんどん表れ、人工知能には真似することの出来ない、人間の新しい仕事が次々と創造されていきます。
教育と経済の融合により、永続的な成長を世界に提供する新しい国家戦略を力強く発信していくタイミングこそ2016年なのです。
これらを可能にする“観術”をぜひみなさまご自身でご確認ください。